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劇団夢現舎とは   メンバー紹介

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俳優
スタッフ


劇団夢現舎主宰・演出家・俳優   小竹林 早雲

 演劇は面白くなければなりません。面白いとは、目の前が明るくなる(面の前が白くなる)ということです。 目の前が明るくなるということは、目を見開くと言う事です。目を見開くと言う事は驚くと言う事です。驚きとは衝撃であり破滅であり 裏切りであり歓喜であり、等々、それはつまり、今まで誰も経験したことのないことを突きつけられた時に起きるのです。 そして、それは激しいものです。演劇は劇しさを演ずると書きます。また、演じられたものから劇しさを感じるとも言えます。

「はげしさ」と言えば、話は少しそれますが、今から約16年前に大マゼラン星雲で巨大星が、(質量は太陽の約50倍、地球の約5000倍) 大爆発を起こしました。その時に放出されたエネルギーは、なんと太陽が一生かかって放出するエネルギーをたった10秒で放出したのです。 そして、この星は直径たったの10キロメートルに縮んだのです。この縮んだ星の質量は驚くべきものです。 例えばこの星の部分を角砂糖ぐらいの大きさでちょいとつまんでみた時の質量はなんと富士山の重さ約10個分、約10兆トンにもなるのです。 また回転も増し1秒間に3千回転もするのです。なんという激しさでしょう。

では、ひとは何故演劇を観に行くのでしょう。日常を忘れたい、人生を発見したい、人が苦しむのを見たい、暇だから、と、人それぞれあるでしょうが、 きっと刺激が欲しいのではないのでしょうか。 私達は観に来ていただいた人たちに大きな衝撃を与え、心の中を掻きまわし、挑発し、破壊し、喚起し、 根本から考え方を揺さぶってみたいのです。目に見えぬ世界から送り出されてくる無限定の時間と空間、あるときは天高く舞い、あるときは地深く潜り あるときは猥雑で、あるときは清らかで、あるときは奇妙で、あるときは豊か。多重で多層で多様。 また痛み、恐れ、ためらい、恥じらい、おののき、そして喜び・・・・これらの間を一瞬のうちにやすやすと行ったり来たりする演劇を創造したいと思っております。

私達、「劇団 夢現舎」は日本人として、東洋人として、世界に通用する演劇集団を目指しております。そのために日本の伝統文化の基本を身につけました。 身に付けたものを新しく創造し直し野生と伝統の融合、東西の融合、世界を突き抜ける普遍的視野を失わずに、未知の世界を探求したいと思っております。

 

・劇団新人会付属養成所
・貝谷芸術学院付属 宇野重吉氏の教室
・劇団「覇者」結成

[出演作品]

○舞 台  
「第三帝国の恐怖と貧困」B・ブレヒト  
「カリギュラ」 A・カミュ
「料理昇降機」 H・ピンター  
「楽 屋」   清水 邦夫  
「6号病室」  A・チェーホフ 他

○映 画  
「影武者」  ※カンヌ映画祭グランプリ受賞作品
「海 峡」   
「雨が好き」
「連合艦隊」(以上東宝)
「タンポポ」(伊丹プロ)  他

○T V  
「マリコ」
「復 活」 (以上NHK)
「太陽にほえろ」(日本テレビ)  
「必殺!仕事人」(テレビ朝日)  他

[演出作品]  
「あざみの花咲くころ」     H・メールス  
「ゆがめられた大地からの手紙」孤 秀雲
「海鼠分署は空へ消えた」   孤 秀雲  
劇団 夢現舎全作品             他

 

 
 
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